【レビュー】結局、王道が最強かも。Razer DeathAdder V4 Proを購入!Sora V2からの乗り換え報告

ガジェット

1. 導入:またマウス買っちゃいました。着弾の儀

はじめまして、またはこんにちは! ガジェット大好き、効率化大好き。30代パパブロガーのでんでんです。

みなさん、突然ですがマウスってどれくらいの頻度で買い替えますか? 壊れたら? 電池が持たなくなったら?

私はですね……なんとなく気になったらです(笑)。

ブログを始めたばかりでいきなり散財報告かよ!と自分でも思いますが、12月という物欲が高まる季節、抗うことはできませんでした。

今回、私のデスク環境に新しく仲間入りしたのは、ゲーミングマウスの超定番シリーズ最新作。 Razer DeathAdder V4 Proです!

■ なぜ、まだ使えるマウスを買い替えたのか?

実は私、これまで約1年半ほどNinjutso Sora V2というマウスを愛用していました。 2024年の6月頃に購入したんですが、これがもう衝撃的な軽さで。マウス界の羽毛布団と呼びたいくらい気に入っていたんです。

性能は文句なし。センサーも現役バリバリ。 それなのに、なぜ今回Razerに浮気してしまったのか。

その理由は、とても地味だけど、切実な悩みがあったからです。

それは……「きしみ音」

最近、マウスをギュッと握ったり、クリックのために親指に力を入れたりすると、 「ミシッ……」 と、小さな音がするようになってしまったんです。

壊れているわけではありません。普通に使えます。 でも、夜中に静かな部屋で作業やゲームをしていると、この「ミシッ」という音が妙に気になっちゃうんですよね。

「前はこんな音しなかったのに……まるで、最近あちこち痛む僕の関節みたいだなぁ」

なんて、アラフォーならではの哀愁を感じつつ(苦笑)、 「もっとガッシリした、安心感のあるマウスが握りたい!」 という衝動が抑えきれなくなり、ポチってしまいました。

本日届いたばかりのホカホカな新入りですが、数時間使ってみただけでも 「あ、やっぱり王道ってすごいわ」 と感動しています。

  • 今のマウスの握り心地になんとなく不満がある
  • 軽さも大事だけど、道具としての「剛性(頑丈さ)」も欲しい
  • 30代になって、手首の疲れが気になりだした

もしそんな方がいれば、今回の記事はきっと参考になるはずです。 Sora V2との比較も交えながら、ファーストインプレッションをゆる~く語っていきますので、ぜひ最後までお付き合いください!

2. さよなら、空気のような相棒。Sora V2との1年半

さて、まずは今回引退(というか2軍落ち)することになった、Ninjutso Sora V2について少しお話しさせてください。

このマウス、買った当初は本当に感動しました。

なんと言っても約39gという重さ。

ピーマン(30~40g)と同じくらいの重さです。(わかりづらい!)

持っている感覚がなくなるレベルです。

  • 穴がないのに超軽量(ホコリが入らなくて掃除が楽!)
  • 小ぶりで掴みやすい形状
  • FPSゲームでのフリック操作が爆速

まさに軽さは正義を体現したようなデバイスでした。

Apex Legendsでとっさに振り向く時なんかは、この軽さに何度も助けられました。

■ 気になりだした「ミシミシ音」の正体

しかし、購入から1年半が経過した現在。

私のSora V2は、ちょっとお疲れ気味です。

冒頭でも触れましたが、サイド部分を親指でグッと押さえると、

「ミシッ……」

とシェル(外殻)がきしむ音がするようになりました。

決して扱いが雑だったわけではありません。

ただ、やはり極限までプラスチックを薄くして軽さを追求したモデルの宿命なのでしょうか。

毎日のゲームプレイや、仕事での長時間クリックによる負荷が、徐々にボディに蓄積していったのかもしれません。

これを「劣化」と呼ぶか「馴染んだ」と呼ぶかは微妙なところですが、神経質な私は一度気になりだすとダメでした。

■ 30代、軽さよりも「安心感」を求め始める

あと、もう一つ理由があります。

これは完全に私の加齢……いえ、好みの変化なんですが。

Sora V2のような「左右対称・小型・超軽量」のマウスは、操作性は抜群なんですが、常に指先で「つまんで」保持する必要があります。

若い頃はそれで良かったんです。

でも30代半ば、仕事で疲れて帰ってきた夜にゲームをする時、ふと思ったんです。

「……もっと、手のひら全体をどっしり預けて、楽に操作したいな」

そう、求めているのはスポーツカーの軽快さではなく、高級セダンの安定感だったんです。

手のひらに吸い付くようなエルゴノミクス(人間工学)形状で、多少重くても剛性が高く、ミシミシ言わない頑丈なマウス。

それが、今回Razerに出戻りした最大の理由でした。


3. スペックで見る「軽さ」vs「王道の機能美」

というわけで、私の新しい相棒として選ばれたのがRazer DeathAdder V4 Pro

ここからは、オタクらしくスペック表で両者を比較してみましょう。

「軽さ特化」のSora V2と、「全部入り」のDeathAdder V4 Pro。

キャラクターの違いが数字にもはっきり表れています。

項目Razer DeathAdder V4 ProNinjutso Sora V2
形状右手用エルゴノミクス左右対称
重量約 54g約 39g
センサー第 2 世代 Focus Pro 45K オプティカルセンサーPAW3395
ポーリングレート最大 8000Hz 最大 8000Hz (要別売ドングル)
スイッチ
第 4世代オプティカルマウススイッチ
Omronオプティカルスイッチ
接続2.4GHz / 有線2.4GHz / 有線
価格約 28,980円購入時 約16,000円

※DeathAdder V4 Proの重量・価格は記事執筆時点のものです。

■ 注目ポイント1:重さは増えたけど……?

一番の違いはやっぱり重量です。

39gから54gへ、約15gの増量となります。

「え、重くなったら疲れるんじゃない?」

と思うかもしれません。

でも、不思議なことに持ちやすい形だと、重さをあまり感じないんですよね。

DeathAdderシリーズ特有の「かぶせ持ち」に特化した形状が、重さを手のひら全体に分散させてくれるイメージです。

むしろ、この適度な重さが「行き過ぎない」ブレーキの役割を果たしてくれて、エイムが安定しそうな予感がします。

■ 注目ポイント2:ビルドクオリティ(剛性)

スペック表には出ない部分ですが、ここが今回の最重要ポイント。

DeathAdder V4 Pro、握った瞬間に「硬っ!」と感じるほど頑丈です。

プラスチックの厚みがしっかりある感じというか、中身が詰まっている感じがします。

これなら、緊迫した場面で力んで握り込んでも「ミシッ」と言うことはなさそうです。

(もしこれでミシミシ言い出したら、私の握力がゴリラ並みということでしょう……)

4. 開封&ファーストインプレッション(数時間使用)

さあ、いよいよご対面です。 Razerおなじみの、黒と緑のパッケージを開ける瞬間。このワクワク感だけは、何歳になっても変わりませんね。

箱から取り出したDeathAdder V4 Pro。 第一声は、「おかえり」でした。

■ ① 外観・ビルドクオリティ:まるで岩のような安心感

まず最初に確認したのは、もちろん「きしみ」です。 マウスの横っ腹を、親指でググッと強めに押してみました。

……無音。 ビクともしません。

「硬い! これだよ、これ!」 思わずデスクで独り言を漏らしてしまうほどの剛性感。 プラスチックの厚みがしっかりある感触で、中身が詰まっているような安心感があります。

これなら、FPSで接敵して思わず力んでしまっても、「ミシッ」と悲鳴を上げることはなさそうです。 パパの抱擁力並み(?)の頼もしさを感じます。

■ ② 握り心地:実家に帰ってきたようなフィット感

次に、握り心地。 私は手が標準的な大きさ(日本人男性平均くらい)なのですが、かぶせ持ちをした時のフィット感が凄まじいです。

マウスの背中(盛り上がっている部分)が、手のひらのくぼみにピタッとハマる感覚。 Sora V2を使っていた時は、指先でマウスをコントロールするために常に少し緊張感があったんですが、DeathAdderはマウスの方から手に寄り添ってくれる感じです。

手首のひねりが自然な角度になるので、長時間の作業でも疲れにくそう。 「あぁ、やっぱりエルゴノミクス形状って楽だなぁ……」と、30代の身体に染み渡ります。

■ ③ 表面コーティング:吸い付くような手触り

Razerのマウスといえば、表面のコーティング(塗装)も進化しています。 今回のV4 Proは、少しザラつきがありつつも、肌に吸い付くようなスムースタッチ仕上げ

手汗をかいても滑りにくく、かといってベタベタもしない絶妙なバランスです。 グリップテープを貼らなくても、このまま裸で使いたくなる気持ちよさですね。

■ ここまでのまとめ

  • 剛性: 文句なしの満点。ミシミシ音とは無縁。
  • 形状: 「かぶせ持ち」「つかみ持ち」には最高。手首が楽。
  • 質感: 高級感があり、所有欲を満たしてくれる。

届いて数時間ですが、今のところ買ってよかったという感想しかありません。 Sora V2の軽さも捨てがたいですが、この道具としての完成度の高さは、一度味わうと戻れなくなりそうです。

5. 実際のゲーム・作業での挙動:重さは「武器」になる?

さて、肝心のパフォーマンスについてです。 届いてから早速、いつものFPS(Apex Legendsなど)と、このブログ記事の執筆に使ってみました。

■ ゲームプレイ:エイムが「吸い付く」快感

正直、一番心配だったのは39g → 54gの重量増でした。 数字で見ると約1.4倍。いきなりそんなに重くして、エイムがブレないか不安だったんですが……。

結論から言うと、むしろエイムが安定したです。

Sora V2のような超軽量マウスは、初動が速いのがメリットですが、勢い余って行き過ぎてしまうことがたまにありました。 でも、DeathAdder V4 Proには適度な重みがあります。 これが絶妙なブレーキ役になってくれて、敵を追い続ける時(トラッキング)に、クロスヘアが相手に吸い付くような安定感があるんです。

  • トラッキング(追いエイム): 手のひら全体で支えるので、中距離でのリコイル制御がしやすい。
  • クリック感: 第4世代の光学スイッチは、歯切れがよくて連打も気持ちいい。単発撃ちもフルオートも快適です。

「軽さは速さ」ですが、「重さは安定」。 反射神経が衰えつつある30代ゲーマー(悲しい現実)には、この安定感が逆に武器になる気がします。

■ 仕事・作業:ブロガー的にも「神マウス」

そして、我々には「ゲーム」と同じくらい大事な「仕事」があります(笑)。 ブログ執筆やブラウジングでの使い心地はどうでしょうか。

ここでもRazerの強みが光りました。

  • サイドボタンが押しやすい! 位置が絶妙で、親指を少しずらすだけで「カチッ」と押せます。ブラウザの「戻る・進む」が快適すぎて、ネットサーフィンが捗りすぎてしまうのが難点かも。
  • 長時間握っても手が痛くならない これがエルゴノミクスの真骨頂ですね。Sora V2の時は、無意識に手に力が入っていたのか、長時間の執筆後に小指あたりが痺れることがありました。 DeathAdderに変えてからは、手を添えているだけという感覚に近いので、肩の力まで抜けている気がします。

ブログ執筆という「持久戦」においても、このマウスは強力な味方になってくれそうです。

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